現在のところ初心者が Google Adsense を始めるには、特化型ブログなどのようにホワイトSEOと呼ばれるコンテンツの充実を図るのが一番の収益を得るための近道だと言われています。
コンテンツの中身を重視するというコンセプトは、初めの頃から変わらないものなのですが、今現在も100%実現できているわけではありません。
検索エンジンは完璧ではありませんし、重複した情報もまだまだたくさんあります。
Google としては、もっとユーザーにとって検索効率を挙げていきたいと思っています。
今までのSEO対策としては、被リンクをお金を出して買うとか、コンテンツの量を多くするためにコピペやキュレーションサイト、著作権を無視したサイトが検索上位にあることも珍しくありませんでした。
そういったサイトもまだ数多く存在し、なおかつ収益も上げています。(Google Adsense を利用していない場合も多いですが・・・)
しかし、どうしてもコンテンツを作る方としては、なるべく効率よく利益を上げたいと考えています。
まだ、インターネットの黎明期にはコンテンツの量は少なかっただろうし、著作権などの認識もあまいものでした。
追い風のようにスマホなどの携帯端末が普及し、インターネット広告の売り上げはテレビに迫るモノになってきました。
これからインターネット上のコンテンツとしてのあるべき姿は、どのようなものなのでしょうか?
ユーザーにとって有益な情報提供は、どのようにしていけばよいのでしょうか?
どこまでいっても、しょせんはリライト記事
みなさんは記事やコンテンツを作成するとき、どのようにして情報を集めますか?
多くの場合、それはWebサイトから持ってくると思います。
テレビ番組という場合もあれば、新聞や雑誌などから集めてくる場合もあるかもしれません。
それはなぜかというと、信頼できる情報源だからです。
Webサイトの場合であっても、大手企業が運営しているサイトの方が、個人が運営しているサイトよりも信用があります。
コンテンツの作り手がそう思うということは、きっとユーザーも同じ考えです。
ニュースなどは大手企業にはかないません。
いくら、記事を書くのが速くても、情報収集が上手でも物理的にスピードで勝つことは不可能です。
ではこの場合、個人がニュースなどの情報を扱うことは得策ではないのでしょうか?
じつは、スキマを狙うことでアクセスを集めることはできます。
芸能人が結婚した場合、そのままのニュースに加えて、よりユーザーが知りたい情報を提供する方法があります。
結婚相手の情報や、結婚式をはいつ上げるのかなど、ユーザーが欲しがる情報を連想して記事を書くというものです。
「ずらし」などとも呼ばれ、一つのビックキーワードに「○○結婚 結婚式費用」などのように、プラスアルファでユーザーが知りたい情報を記事にします。
しかしながら、このプラスアルファの情報もWeb上にはすでにあったりします。
どこまでいっても、重複した情報になってしまうのです。
まだWeb上にない新しいコンテンツ
一番良いのは、まだ誰も発見していない新しい情報を提供できることなのでしょう。
一つは事件や事故、芸能人の情報などは毎日のように生まれてきます。
しかし、そういった情報は大手にはかないません。
当然です。
その情報を集めるために、記者やカメラマンなどが毎日、足を使って動いているのですから。
もちろんそれだけではなくて、とても多くの人たちが労力と時間を使って一つの情報を作っているのです。
結局はそういった人たちがいるから、コンテンツを作る側もユーザーも情報を得ることができるのです。
つまり、独自のコンテンツを提供しようと思ったら、自分の足で情報を集めるか、行動して何か新しいコンテンツを生み出すかという方法しかないのです。
Web上の情報からコンテンツを持ってきても、せいぜいユーザーの検索時間を短縮するための「まとめサイト」にしかなりません。
「まとめサイト」自体が悪いわけではありませんが、著作権の問題も考えるとペナルティを受けて圏外へ飛ばされてしまいます。
では、新しいコンテンツとは具体的にどんなものなのでしょうか?
教育・資格関連
もし、あなたが何かの資格を持っているなら合格するためのノウハウやコツ、時間の使い方などを記事にすることができます。
人気のある資格なら需要は見込めます。
まして、難関な国家資格などであれば、分かりやすく解説することで安定したユーザーのアクセスを見込めるかもしれません。
小学生向けの分かりやすい学習コンテンツなどを作ってみるのも方法の一つです。
お子さんがいれば、子供がつまづきやすいポイントなども把握しやすくなるかもしれません。
自分の得意な分野だけの特化ブログを作成してもいいでしょう。
プログラミングの解説
「いまさら?」と感じそうですが、技術はドンドン進歩していきます。
基礎的な知識の解説などはたくさんありますが、実際、仕事として通用するレベルの解説などは、なかなかWeb上でもありません。
ほとんどの新しい情報は英語圏の物になるので、いち早く翻訳して定期更新していくのも一つの方法です。
2020年には、小学生のプログラミング教育が必修化されました。
さらに、中学校では2021年、高等学校では2022年から行われるそうです。
今から、学生向けのプログラミング学習サイトを作っても無駄にはならないでしょう。
確かに、現在もプログラミング学習サイトはとても優れたものがたくさんあります。
ただ、それらの多くはどちらかといえば大人向けにつくられています。
子供向けの海外のプラットフォームもありますが、あまりにも子供向け過ぎて実際のプログラミングとは程遠いイメージです。
導入としては、適していますがそれ以降の学習には向きません。
そして、子供はいきなりコーディングをしろと言われても、英語に耐性が全くないと理解しにくいので、その間のクッションとなる学習コンテンツを作成してもいいかもしれません。
プログラミングの学校授業の問題点として「教える人がいない」とも言われて久しいので、外部から特別講師を委託する形になるかもしれませんね。
ただでさえ、忙しいとされる学校教員にこれ以上の負荷を与えても、百害あって一利なし。
そうであれば、民間の企業が小学生の内から教育に参加することで、人材の獲得にもつながるし、ビジネスレベルの意識をはやくから教えることは、子供たちのためにもなると思います。
まだまだ、この分野の需要も見込めそうです。
美容・ダイエット
これらのテーマも広告料が高いこともあって人気です。
テレビCMなどの短いイメージ広告では、細かい使用感や結果まではなかなか消費者には伝わりづらいこともあるので、むしろ、Web上のサイトの方が特性上あっているのかもしれません。
確かに、競合サイトも多く大手企業も本格的に参入しているので、個人ではなかなか新規参入が難しい分野かもしれません。
しかし、それだけ活力のある分野でもあるので、本当に興味があれば取り組んでみてもいいのかもしれません。
自分は男ということもあるし、化粧品などはほとんどわからないので個人的には比較的避けた方がイイ分野ですが、年々、男性の美意識も高まってきているし、髪のことで悩んでいる人などに提供できる情報があれば、おすすめかもしれません。
美容・ダイエットの分野の場合、物販アフィリエイトをやる方が向いていると思います。
Web上において新しければイイ
極端な話、現実の世界では目新しくない情報でもWebサイト上になければ、それは検索エンジンにとっても大きな意味を持ちます。
最近では、マンガなどがあります。
小説などは、比較的に文字データとして扱いが簡単であるため、インターネットの初期の頃から割と広く普及していました。
しかし、マンガは絵が多いのでデータとしての容量も大きくなります。
また、フォーマトのデータがデジタル化されていない場合も多く、もし、デジタル化されていたとしても数は少なかったと思います。
マンガがデータとしてWebサイト上にあがるには、それなりに時間を要したようです。
マンガは現実の世界においてはそれほどめずらしいものではなかったのに、Web上にアップロードされるだけで、多くの人が手軽にマンガを楽しむようになりました。
ただ、既存のコンテンツを扱う場合には著作権に関する知識を勉強する必要もあります。
著作権について調べたこともまた、記事になりえます。
日々、自分が生活していて疑問に思ったことは、同じようにユーザーも求めている可能性が高いのです。
自分もまだまだ、初心者ですが一歩づつ進んでいきたいと思っています。
追記
SEOの勉強もしないとなぁ~。
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