結論
Apple正規サービスプロバイダにお願いした方法が最も早くてスムーズだった。
3200円でバッテリー交換できるようになった経緯
みなさんはもうiPhoneのバッテリー交換はお済ですか?
自分はAppleの公式サポートに電話で相談したのち、Apple正規サービスプロバイダに予約をしました。
公式アナウンスにもあった通り、バッテリーはどうしても化学的に経年劣化してしまいます。
iOS 10.2.1 以前は、バッテリーが古くなると突然シャットダウンする問題がありました。
通話中や撮影中に突然シャットダウンしてしまうことを一番に避けるために、パフォーマンスをセーブする必要があったそうです。
確かに、突然のシャットダウンが世界的に話題にあがったこともありました。
バッテリーは使用状況や環境によっても劣化の進み具合が変わってきます。
バッテリーというものの性質上、仕方のない事なのかもしれません。
Apple は苦肉の策として、突然のシャットダウンよりもパフォーマンスの抑制を取ったということなのです。
ソフトウェアのアップデートで問題を解決しようとしたことは、ある意味とても親切な対応だったのではないかと思います。
しかし、世界にはそのことを良しとしないユーザーがたくさんいました。
事前にパフォーマンスの低下の理由を明確に説明していなかった Apple にも問題があったのかもしれません。
そして、パフォーマンスの低下の度合いがユーザーにとって、あまりにも顕著に感じられてしまうほどのものであったことも大きな理由でした。
現に自分も劣化したバッテリーを使用していることで感じられたパフォーマンスの低下具合は、目に余るものがありました。
通常のブラウジングでさえももたつくようになり、アプリの立ち上がりなどにかかる時間も、明らかに長くなっていたのです。
これらの症状は、日常の使用に支障をきたすものでした。
そこで、なるべく早くバッテリーを交換してパフォーマンスを購入当時の状態に戻したいと考えるようになったのです。
対応の内容
Appleは、バッテリーの交換が必要なiPhone 6以降をお持ちの方全員に対して、保証対象外のiPhoneのバッテリー交換の金額を8,800円から5,600円減額し、3,200円とします。この対応は2018年12月まで全世界で継続します。詳細は近日中にapple.comでお知らせします。
現時点では、まだまだ期間に余裕がありそうですが、今回、公式のサポートに電話で確認したところ、かなり問い合わせが殺到しているようでした。
在庫が間に合っていないようで、配送で1~2週間、Apple正規サービスプロバイダにいたっては一度来店して、店頭予約をしてから後日あらためて来店し、ようやくバッテリーを交換できるということでした。
自分の問い合わせたApple正規サービスプロバイダの場合、在庫の入荷まで少なくとも1か月以上はかかるとのことでした。
配送でのバッテリー交換の場合、1~2週間は手元から iphone が無くなることになります。
以前に使用していた iPhone が残っていて、SIMカードを入れ替えて使用できる場合には問題ありませんが、今使用している一台しかない場合には1~2週間、使用できないことになります。
Apple正規サービスプロバイダの場合は、一度来店して予約して在庫さえあれば、当日に受け取ることができるとのことでした。
しかし結局のところ、最低2回は足を運ぶことになります。
近くにお店がない場合にはかなりの負担となるでしょう。
配送を選ぶか、Apple Storeやアップル正規プロバイダーサービスに行くかは、状況によって異なると思いますが、どちらにしても予約してすぐにバッテリーを交換できると言うわけではなさそうです。
2018年の12月まで交換プログラムサービスは継続しているので、ギリギリに申し込みをした方がいいのではないかと言う意見もありますが、今の初期の段階でこれだけたくさんの予約が集中しているところ見ると、サービス終了のギリギリではより多くの申し込みが殺到する可能性があります。
そして、Apple正規サービスプロバイダに行ってみた
以外に、一度目の来店の予約はスムーズに取れました。
自分の休みが平日(月曜日)ということもあったのですが、希望の時間帯が開いていました。
ただ、一度目の来店では症状のチェックとバッテリー交換においての注意事項の説明がメインでした。
そして、正式にバッテリー交換を申し込んで、バッテリーの入荷次第、連絡があります。
これまた、平日であれば、簡単に予約することができました。(地方都市だから?)
あとは、予約当日に3200円 + 消費税を握りしめておもむくだけです。
バッテリーの交換作業は30分ほどで完了するそうです。
今度の月曜日に行ってきます。
注意事項
バックアップを取りましょう。
バッテリー交換にかかる料金を再度お店に確認をしましょう。
画面のひび割れや水没があると、そちらの修理料金は別途かかります。
追記
実際の交換にかかった時間は15分程度でした。
データも消えなかったので、そのまますぐに使い始めることができました。
挙動の不安定感がなくなって、パフォーマンスが購入当時のものにもどった気がします。
3年ぐらいでは、CPU や メモリー の性能は交換の必要性はないのだなぁと再確認しました。
指紋認証のロック解除も爆速に戻ったので、まだしばらく買い替えの必要はなさそうです。
iPhone におけるパフォーマンスの低下は、90%以上バッテリーの劣化によるもののようです。
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