夢が分からない、目標がない。
それでいいんです。
夢はあくまでツールであり、それ自体が人生の目的ではありません。
夢は、いまを最高の自分で生きるための道具である
あなたがいるこの世界は、あなた自身が作り出したものです。
思ったことは、かならず実現します。
世界の在り様は無限に存在していて、あなたは、そのうちの一つの可能性を体験しているだけなのです。
その選択の結果には、善や悪といった概念はありません。
ただ強くイメージしたことを、潜在意識をつかって、体験しているだけなのです。
だから、思いや意識、イメージといったものを大切にしなければなりません。
ただ、いきなり、現在の状況から大きくかけ離れた現実を体験することは難しいかもしれません。
継続が、結果に結びつきやすいように、少しずつイメージをブラッシュアップしていく必要があります。
たとえば、いきなり1億円が欲しいと思っても、なかなか見たこともなければ、リアルにイメージするのは難しいものです。
まずは、1万円をため、10万円をため、100万円、1000万円・・・といったように、現実をアップデートしながら、少しづつイメージを更新していく必要があります。
ここで、大切なことは、無理な努力をしないということです。
からだを大切にするということもありますが、一番大切なことは、心の状態です。
過度なストレスは、セルフイメージを悪くして、明るい感情を持てなくなります。
すると、現実にあらわれてくるのは、明るい感情をもてない現実です。
最優先すべきは、感情の在りかた、つまり、心の在りかたです。
前向きに、正しい目標と修練をもって、技術でも、知識でも、積み重ねていくことです。
そのとき、決して卑屈な感情をもってはいけません。
ときには、ライバルに負けないように怒りの感情を利用することもあるでしょう。
それも、大切なことかもしれません。
ただ、その先にあるのが建設的な結果であれば、その目が濁ることは無いでしょう。
自分が心から心地よい感情になれることを実現するための、適切な技術や知識や行動の研鑽こそが、希望の未来へとつながっていくでしょう。
そして、その間も感情は明るいものでなくてはなりません。
結果は、あくまでも、現在の建設的で明るい感情を形成するための道具であり、本当の意味は現在を一番自分が好きな自分で生きて、楽しい感情を体験することです。
その自分が心地よいと感じることのできる自分像で、いまを生きられることが本当の目的です。
人生は、夢や目標という一点に到達することだけではありません。
そのような一点のために努力し、何かを犠牲にして辿り着いているようで、その過程のドラマを体験しているのです。
本当は、みんな気付いているはずなんです。
だから、映画や、テレビドラマもアニメやマンガも、ハッピーエンドの1カット、1ページだけではないのです。
成功も失敗も、挫折も絶望も、それらはただの状態であり、どんな感情で体験するかは自由です。
失敗や挫折、絶望も楽しんでも構わないのです。
心の在りかたは自由なのです。
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