【カヌー 相手飲み物に禁止薬物】昨年のカヌー・スプリントの日本選手権で、カヤックシングルに出場した男子選手が、別の男子選手の飲み物に禁止物質を混入していた。8年の資格停止処分を決め、近く連盟が発表する。 https://t.co/3r4kC2HMxQ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 8, 2018
被害者は、小松正治(25)選手。
昨年9月の日本カヌースプリント選手権で同選手に禁止成分のステロイド剤を混入した。
そして本日9日、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が12月13日からの8年間、資格停止処分を下した。
鈴木康大ってどんな人?
経歴は華々しいの一言です。
- 小学校時代
- 小学校低学年時より、高校卒業時まで地元小見川のB&G小見川海洋センター(現在香取市海洋センター)にてカヌー練習。わずか数ヶ月で普及艇の部において優勝を果たす。
- 1995年(平成7年) – 4年生時、全国小学生大会 優勝。
- 1997年(平成9年) – 6年生時、全国小学生大会 優勝。
- 小見川中学校時代
- 立命館大学時代
- 2004年(平成16年) – 1年生時、全日本大学選手権 1000mシングル 準優勝、同 1000mフォア 優勝、全日本選手権 1000mフォア 優勝、同 500m フォア 優勝。
- 2005年(平成17年) – 2年生時、全日本大学選手権 1000mシングル 優勝、岡山国体 500mシングル 準優勝、全日本選手権 1000mペア 準優勝、アジア選手権 200mフォア 3位。
- 2006年(平成18年) – 3年生時、ワールドカップ 1000mペア 6位、同 200mフォア 6位、兵庫国体 500mシングル 3位。
- 2007年(平成19年) – 4年生時、フラットウォーターレーシング、カヤック男子、日本代表。日本ランキング1位。
- 2008年(平成20年)10月 – 大分国体、カヌー、カヤックシングル500m成年の部、優勝。同200m、4位。北京オリンピック、カヌースプリント1,000mアジア最終予選、3位。
- 2010年(平成22年) – アジア競技大会広州大会、カヤック男子1000m、3位。
- 2011年(平成23年) – カヌースプリント世界選手権ハンガリー大会、24位。 ロンドンオリンピック、カヌースプリント1,000mアジア最終予選、4位。
- 北京五輪カヌー日本代表、久野綾香と結婚
Wikipediaより引用
鈴木康大はスポーツジム「DREAM」を経営
福島県二本松市にある『DREAM』は2016年に嫁の久野綾香さんと設立したようです。
会員も150名以上いるようです。
カヌー競技者の人口を増やしたい、インターハイや国体に多くの選手を輩出したいという思いも強かったようです。
しかし、今回の事件はその言葉とは全く逆のことをしてしまっているわけです。
自分より若い選手の夢を奪ってしまっているんですよ。
傷害事件として刑事告訴されてもいいぐらいの重大事件なワケです。
若手選手育成という立場にありながら、私利私欲のためにカヌー競技会の未来に汚点を残してしまったのです。
こういった華麗な経歴を持ち影響力のある人だからなおさら責任は重いと思います。
どうして発覚したのか?
かんたんに言うと同大会で、優勝した小松正治(25)選手の協議後のドーピング検査で陽性反応がでて、本人は断固使用を否定したそうです。(そりゃあ、そうです。混入されてるんだから。)
そこで、ライバル的な存在であった鈴木康大に疑いがかかり、問い詰めたところ簡単に自白したそうです。
とてつもない罪悪感に襲われたのでしょうね。
今後、日本カヌー連盟は再発防止のためにドリンク保管所を設置するようです。
今回のような事件は日本では珍しい事のようですが、他の協議でも警戒は必要になってくるかもしれませんね。
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