カヌー日本代表候補 | ライバルの飲み物に禁止薬物混入 どうしてわかった!?

 

被害者は、小松正治(25)選手。

昨年9月の日本カヌースプリント選手権で同選手に禁止成分のステロイド剤を混入した。

 

そして本日9日、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が12月13日からの8年間、資格停止処分を下した。

 

鈴木康大ってどんな人?

経歴は華々しいの一言です。

 

小学校時代
  • 小学校低学年時より、高校卒業時まで地元小見川B&G小見川海洋センター(現在香取市海洋センター)にてカヌー練習。わずか数ヶ月で普及艇の部において優勝を果たす。
  • 1995年(平成7年) – 4年生時、全国小学生大会 優勝。
  • 1997年(平成9年) – 6年生時、全国小学生大会 優勝。
小見川中学校時代
  • 1999年(平成11年) – 2年生時、全国中学生大会 優勝。
  • 2000年(平成12年) – 3年生時、全国中学生大会 優勝。
千葉県立銚子商業高等学校時代
立命館大学時代
滋賀レイクスターズ時代
  • 2008年(平成20年)10月 – 大分国体、カヌー、カヤックシングル500m成年の部、優勝。同200m、4位。北京オリンピック、カヌースプリント1,000mアジア最終予選、3位。
  • 2010年(平成22年) – アジア競技大会広州大会、カヤック男子1000m、3位。
  • 2011年(平成23年) – カヌースプリント世界選手権ハンガリー大会、24位。 ロンドンオリンピック、カヌースプリント1,000mアジア最終予選、4位。
  • 北京五輪カヌー日本代表、久野綾香と結婚

Wikipediaより引用

 
小さいころからカヌーをやっていたんですね。
 
かなりの才能と努力がうかがえます。
 
立命館大学のカヌー部で主将を務めたことがあるなど、まさにカヌーに人生をかけてきたと言っても過言ではありません。
 
『記録が伸びなやみ、ライバルから代表の枠を奪われることが怖くなった』『焦りがあり、力では勝てないと思ってやってしまった。本当に薬物の反応が出るとは思わなかった』と証言しているようですが、今までの経歴から察するにずば抜けた才能故に、挫折を味わったことが少なかったのかもしれません。
 
子供もいるようで、その子供たちに対して父親としてオリンピックに出場するところを見せたかったようです。
 
確かに、オリンピックは4年に一度しかないし、年齢的にも今回が最後のチャンスと思ってしまったのかもしれません。
 
しかし、加害者に同情の余地はありません。
 
 

鈴木康大はスポーツジム「DREAM」を経営

福島県二本松市にある『DREAM』は2016年に嫁の久野綾香さんと設立したようです。

 

会員も150名以上いるようです。

 

カヌー競技者の人口を増やしたい、インターハイや国体に多くの選手を輩出したいという思いも強かったようです。

 

しかし、今回の事件はその言葉とは全く逆のことをしてしまっているわけです。

 

自分より若い選手の夢を奪ってしまっているんですよ。

 

傷害事件として刑事告訴されてもいいぐらいの重大事件なワケです。

 

若手選手育成という立場にありながら、私利私欲のためにカヌー競技会の未来に汚点を残してしまったのです。

 

こういった華麗な経歴を持ち影響力のある人だからなおさら責任は重いと思います。

 

どうして発覚したのか?

かんたんに言うと同大会で、優勝した小松正治(25)選手の協議後のドーピング検査で陽性反応がでて、本人は断固使用を否定したそうです。(そりゃあ、そうです。混入されてるんだから。)

 

そこで、ライバル的な存在であった鈴木康大に疑いがかかり、問い詰めたところ簡単に自白したそうです。

 

とてつもない罪悪感に襲われたのでしょうね。

 

今後、日本カヌー連盟は再発防止のためにドリンク保管所を設置するようです。

 

今回のような事件は日本では珍しい事のようですが、他の協議でも警戒は必要になってくるかもしれませんね。

 

 

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