いちばん飲みやすい炭酸水
もともと炭酸飲料は大好きでしたが、年齢とともにあまり甘い炭酸飲料を好まなくなってきました。
コーラはもちろんのことスプライト、三ツ矢サイダー、ライフガード、デカビタなどなど、小学生の頃から毎日のように飲んできました。
ただ上記のような味や香りの強い炭酸飲料を飲むと、そのあと必ず余計にのどが渇き、いつまでも渇きに対して満足感が得られないという悪循環を感じていました。
そこで最近は甘味や香りのない、純粋な炭酸水を好んで買うようになっていったのです。
そして、炭酸水にもいろいろな特徴があることを感じました。
味が無いからこそ目立つ水の質や、炭酸ガス以外に含まれる成分の苦みなど、さまざまな違いがあります。
もちろん、人それぞれ好みの違いがあることは間違いありません。
それでも敢えて、述べさせてもらうなら自分のナンバーワンはド定番の『WILKINSON TANSAN(ウィルキンソン タンサン)』です。
しかも、最近は缶入りのものがお気に入りです。
なぜ、缶入りがお気に入りかというと一回で飲みきれるからです。
『ウィルキンソン タンサン』は炭酸ガス以外に余計なものが入っていないので、けっこうすぐにシュワシュワ感がなくなってしまいます。
もちろん環境(主に室温)によって二酸化炭素の抜け方はちがいますが、常温ではペットボトルのフタをしっかり閉めていても、次に飲むときにはかなりシュワシュワ感が弱くなっている感じがします。
缶なら飲みたい時にいちばん炭酸の強い状態のものが口にできます。
缶の方は一本でおよそ60円と一見割高に思えますが、一回で飲みきれる量を考えるとこのぐらいのサイズ感が丁度良い気がしています。
ペットボトルの方は飲み残してしまうと、次に飲むときにはほとんど炭酸が抜けてしまっていますが、缶入りなら常にキンキンに冷えた炭酸MAXの状態のものを口にできます。
逆に、缶だとフタがないので一度に飲み切ってしまわないとアウトです。
缶かペットボトルかは個人差があるかもしれません。
人によっては缶の金属臭が気になってしまうかも・・・。
ちなみに『ウィルキンソン タンサン』は100年以上続くブランドです。
そして、天然の鉱泉らしいですよ。
現在も天然の鉱泉なのかは不明ですが、スタンダードタイプは指定成分表示に何も書いていないのでおそらく天然の鉱泉に炭酸ガスだけ追加で充填しているのではないでしょうか?
どちらにしても、水がおいしい事には違いありません。
同社の「磨かれた水」で有名な『三ツ矢サイダー』も結局、水の質にこだわっているので、間違いなく『ウィルキンソン タンサン』も高度な処理がなされていることでしょう。
軟水で余計な鉱物があまり含まれず、炭酸ガスだけを純粋に含んだ炭酸水が一番だと思います。
何か他の飲み物を割るときにも邪魔をしません。
ペットボトルよりもビンやカン入りがオススメ
じつは炭酸水のペットボトルは、ほかの飲み物よりも厚めに作られています。
お気づきの方も多いと思いますが、ぺットボトルの容器に厚みがないと炭酸がドンドン抜けていってしまうからです。
もちろん、たんさんをギリギリまで充填しているので、温度で気化した二酸化炭素の体積が増え、ペットボトルを破損しないようにという配慮もあるのでしょうが、結果として通常の強度のペットボトルでは炭酸の強さをキープできないのです。
飲料水業界にペットボトルがここまで台頭してくる前は、ビンやカンがメインでした。
じつは、その方が炭酸の強さはキープしやすかったのです。
しかし、環境保護、エコの流れが強くなり、ペットボトルの材料も節約する流れが起こりました。
『いろはす』シリーズなどは、ペットボトルを潰しやすいようにかなり薄めに作られています。
でも、『いろはす』シリーズの炭酸入りのものはペットボトルが厚く頑丈になっています。
破損しないようにという目的もあるのでしょうが、通常の『いろはす』のペットボトルの薄さでは炭酸の強さを保てないのです。
それぐらい、炭酸水や水素水のように気体を充填している飲み物は、保管する容器に強度が必要とされるのです。
そして、厚く作られたペットボトルであっても、こういった飲み物に完全に適しているわけではありません。
多少コストが掛かったり重かったりしても、ビンやカンのように硬い容器で強度があった方が炭酸ガスは抜けにくいのです。
ただ、缶入りはアルミだと柔らかいので、スチール製の方がイイと思いますし、理想を言えば、やはりいちばんイイのはビン入りだと思います。
ビン入りのものであれば、金属臭もないので飲み口がよりマイルドになることもあります。
(グラスに移してから飲めばいいのでしょうが・・・)
ペリエもオススメ
エネルギー(100mlあたり) | 0kcal |
---|---|
たんぱく質(100mlあたり) | 0g |
脂質(100mlあたり) | 0g |
炭水化物(100mlあたり) | 0g |
ナトリウム(100mlあたり) | 1.18mg |
カルシウム(100mlあたり) | 15.5mg |
マグネシウム(100mlあたり) | 0.68mg |
カリウム(100mlあたり) | 0.13mg |
リン(100mlあたり) | 1mg未満 |
硬度(1Lあたり) | 約415mg |
ちょっと硬水なのが気になりますが、イタリア料理店などで出されることも多いです。
世界的に人気がありますね。
自分も初めて飲んだ炭酸水は、このペリエでした。
最初は味のないサイダーという感じで若干の違和感を感じましたが、そのイタリア料理店の料理とマッチしていたのでとてもおいしく頂きました。
よく「ガス入り」「ガス無し」みたいな表記がメニュー表にありますが、自分がはじめてイタリアンを食べに行ったときは意味が分かりませんでした。
ヨーロッパなどでは純粋な水というものが非常に貴重なのでしょうね。
フランスのレストランでは、ワインよりただのミネラルウォーターの方が値段が高かった記憶があります。
昔から「ガス入り」のミネラルウォーターというものが一般的だったのでしょう。
話はそれてしまいましたが、とにかく炭酸水には人工的に何か加えるのではなく、できれば天然のものの方が飲みやすい印象を受けました。
なかには、炭酸を強く感じさせるために香料やクエン酸、リン酸、炭酸水素ナトリウム(重曹)を人工的に加えたものもありますが、逆に苦みがでてしまい飲みにくさが生まれてしまいます。
実際に一度飲んだけど、個人的にはかなり飲みにくさを感じました。
こういった炭酸水を否定するワケではありませんが、CMにつられて買った炭酸水をはじめて口にした人が「あ~、やっぱりおいしくないなぁ。飲みにくいなぁ。」と感じてしまったら、炭酸水のイメージが悪いものになってしまいます。
「本当は、とても飲みやすくて、さっぱりしていて、どんな料理にも合うし、アレンジも利くのでいいものなんだよ。」と、分かってもらいたいのです。
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